斜川レクシコン

斜川ぷかの用いる、流通度の低い、✳︎任意 で参照されるべき語彙のうち主なもののメモ。
他言語からの借用語も含まれる。
他言語の語法・文法などは、ここではなるべく触れない。

このページや Twitter などでここに記載された語を用いる場合は、先頭に「✳︎」を付けることがある。

(2022.10.2 最終更新)

仮名・アルファベット

あ行

「アレ」の略。しかし(代)名詞ではなく、専ら形容動詞として使われる。多く良くないことに用いる。
「~でア。」という構文は、冗長に言えば「~なのでちょっとアレだ…。」のような意味となる。

AMALGAMATIVE Context (略: AMG)

人工言語イスクイルに登場する Context という文法範疇の値の1つ。
語や文が、表面的な意味だけでなく、原義や用法の遷移、比喩的・主観的なニュアンス、時に自己言及的な作用も含みうる、抽象的で複雑な意味を湛えている”可能性がある”ことを示す。
ツイートなどの最後に「(AMG)」と記された場合は、
「どうとでも取れる(orどうとも取れない)」「文脈がクソデカい」「自己言及的である」「本気の冗談」「冗談としての本気」などのいくつかに(または1つに強く)該当する ✳︎邪悪 な表現であることを示す。

The AMALGAMATIVE context is the most abstract and difficult to understand from a Western linguistic perspective. It focuses on the systemic, holistic, gestalt-like, componential nature of a formative, implying that its objective and subjective totality is derived synergistically from (or as an emergent property of) the interrelationships between all of its parts, not just in terms of a static momentary appraisal, but in consideration of the entire developmental history of the noun and any interactions and relationships it has (whether past, present or potential) within the larger context of the world.

http://www.ithkuil.net/03_morphology.html (イスクイル3の文法書)

ウオロェデョイ埠頭

非存在の埠頭。考えとか感覚とかがもにょーんとなり相互にオワオワする、✳︎魔法 の I/O ポート。
正称は「ウオロェデョイッグズクァルヒアムティ埠頭」とされる(諸説あり)。
ヤバい光、ヤバい音、ヤバい言葉、ヤバい観念の波が寄せる危険地帯。サーフィンとかはしないほうがいい。

エターナルエンプティ

エターナルエンプティ氏が命名。
まだ名前が付けられていないが、名前があると便利だろうと思われる絶妙な概念。「エターナルエンプティ」も元エターナルエンプティである。
このページにある語のいくつかは元エターナルエンプティである。
参照: https://youtu.be/sj7eer2tArs 38:02~

エミュレート

①日本語「エミュレート」に同じ。あるシステムの挙動を別のソフトウェアなどで模倣し、代替として動作させること。
②転じて、何かが何かを(よくある使い方では、非定型発達者が定型発達者を)模倣して暮らすこと。実用に足る精度を得るためには多大な精神力が要求される。

オワ

オワリやオワオワリの略。
よく「オワになる」の形で使われる。
さらに「オワになる」に「畢蜷る」「終担る」と漢字が当てられることもたまにある。

か行

緩衝ツイ

重くて硬い内容のツイートの間や直後に行うことがある、軽くてやわらかいツイート。

観測

① 対象や現象をじっくり観察すること。
② 広い範囲を観測(①)していて(あるいはぼんやりと眺めていて)何かを見つけること。

虚在

セレン氏が使っていた言葉。
1人以上がそれの存在をそのひとたちの中で当然のものとして認識している状態。
望みの通りに空想し、存在を信じこんだキャラクターなどが虚在の典型例。
たぶん観測可能な実在物はすべて虚にも在るので、虚在しないものは必ず実在しない。
クルズレ星は虚在ではない。

私は彼らのことを、実在はしないけど頭の中には確かに存在している者達と考え、虚在と呼んでいますが、世間的には要するに架空の人物です。

 セレン=アルバザード氏(人工言語アルカの作者)

激チャリ

「激しく principle of charity する」の意。斜川が目指す姿勢の1つ。

さ行

~されるべき

自分の中(だけ?)の、特定できない大きな価値判断にとって、それが何かに為されている状態が望ましいという感覚を表す。
この「されるべき」感は外部に共感されないため、大抵の場合は(たとえ斜川の「したくない」行為だとしても)斜川が自ら行うことになる。
ちなみに「されるべき」感が他者への直接の加害行為に対して生えたことは無いし、生えても無視されると思う。(「されるべき」より上の基準で直接の加害行為を禁じることに成功しているので)。

例えば、このページは「作られるべきなので」作っている。
より正確には「このような✳︎ア なレキシコンが斜川の周りで✳︎任意で ✳︎観測 されるべきなので」作っている。
別に「斜川ぷか」のレキシコンである必要は無い。誰かが誰かのもっと適切なレキシコンを作ってくれたらもっといい。でもそれは叶わないんですよね。紛議

想定される

少なくとも1人によって考えられる状態。実在するかどうか、虚在するかどうかを問わない。
この「考えられる」は妥当性や良さではなく、単純にその名が付いたものについて仮想することができる、という意味。

ぞへ

[名/代/形動] 参考: zo’e「何か」(Lojban)
「何か」。しかし日本語の「何か」と違い、好ましくない障壁とされる類型や状態を指すことが多い。「ア」よりは特定のものを示唆する場合が多い。
なお、借用元である zo’e は、そのようなイメージを持たないニュートラルな語なので注意。

た行

Twitterオワオワ離

ツイート数、Twitterを開いていた時間などの条件を満たすと強制的に翌日の朝までログアウトする制度。2022年9月現在も稼働中。

な行

NaN / ナン

非数。(本来は数値があるべきところにある)数値でない値。プログラム用語かもしれない。
「何(なん)」と掛けて用いられることがある。例「朕の人権ポイントはNaNポイント?」

~に [文末]

「~になった」「~になりました」の略。
「オワになりました」が多い。

任意で~する

「~するかどうか選択する」「したい場合のみ~する」という意味。
例えば斜川があなたに「任意でこれを読んでください」といった場合、あなたが読むことにしても、読まないことにしても私の願いに応じたことになる。ありがとう。
また「任意で含まれた者だけからなる集合に含まれるみんな」を「任意のみんな」と略す場合があるが、これは数学などで使われる「任意の」(=すべての) と紛らわしいのでなるべく控えたい。

は行

破壊日本語

自ら破壊する日本語(のパロール)、またはその表出。

ハパックす

ある文脈(観測範囲や自分の発言総体やTLなど)の中で、おそらくその一度しか使われないような語を使うこと。また、ある単語がある文脈で一度しか登場しないこと。
ハパックス・レゴメノンの略。

紛議

ふんぎ~ という声。

文章倫理

①自身の対人的な文章表現(創作、ツイート、会話など) の規範となる倫理。
②広義では、それの実現のために定められた、対人姿勢、話題の選択、表記法、語彙の選択などのあらゆるレイヤーの規則。
喩えるなら①は憲法に、②は法律や条例に相当する。
明文化・言語化されていなくても、斜川の中では割と定まっている。
斜川自身にのみ適用される。違反したら悔い改めなければならない。

崩壊日本語

勝手に崩壊した日本語(のパロール)、またはその表出。

pona / ぽな

参考: pona「良い/単純な」(toki pona)
単純であり、(それによって)良い。
※一律に日本語の「良い」と置き換えてはいけない。例えば、複雑で難解なことを考えられる人を「頭がぽな」とは言わない。(むしろ「頭がいけ」かもしれない。)

ま行

魔法

①一般的な日本語と同じ「魔法」。多くの場合、ファンタジー世界で当然あるとされるそれを指す。

②転じて「使用・存在・所持、またはその意図・機序によって(少なくとも✳︎想定される)どこかに混乱や衝撃を生む恐れがあるような、(少なくとも)話者にとって大きな作用を発する何か」の婉曲表現。
この場合は「魔法する」という動詞も見られる。

・「魔法とペア画してる」の場合は、恋人などを指す。
・「魔法を処方される」の場合は、向精神薬などを指す。
・「音程を魔法する」の場合は、微分音化などを指す。

のように複雑怪奇な使用が見られるが、この言葉は「魔法的な何か」であることさえ伝わればよく、その正体が何であるかを理解する必要は無い。

や行

ら行

了解 / 諒解

①一般的な日本語と同じ。「わかる」。
②誰かの考えや気持ちについて、それが起こる機序が妥当だと思うこと。共感でも同意でもない。「了解可能性」などと言う時の「了解」に近い。
③文章末に「←諒解」と付けた場合、その文章の内容を見て何らかの了解が生えたという意味。この用法は正直よくわからん。

řuöwá / るおわ

参考: řuöwá「非存在・不特定のひとり曰く」(Ithkuil3)
「✳︎想定される 非存在・不特定のひとり」からの伝聞であることを示す。
正しい発音は [˧ʁu.ø.˦˨wä] で、強いて言えば「ぐおぇ→わ↓」のような感じ。
「自分が同意するとは限らないが誰かに書か✳︎れるべき だと思われること」を書くときに用いる。

わ行

記号

;; [全角セミコロン2つ]

顔文字「( ;;)」などの略形。
目をドットにして静かに泣いていることを表す。
「セミコロロ」と呼ばれる場合がある。

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